19年度同窓会ガイダンス講演内容
京セラコミュニケーションシステムの藤澤と申します。
私は2007年に本校を卒業致しました。本日は縁あって、この様な場でお話しさせて頂くこととなりました。
宜しくお願い致します。
まずは私自身についてご紹介させて頂きます。
先程も述べました通り私は昨年の3月に本校の情報通信工学科を卒業し、去年の4月より京セラコミュニケーションシステムに
入社致しました。弊社は通信・ネットワーク・ 情報システムと様々な分野の事業を展開しており、情報と通信を融合した
トータル ソリューションをご提供しております。私は通信エンジニアとして入社し、主にオプティマイゼーション業務、
無線機保守業務に携わっております。まだまだ知識もスキルも未熟ですが、上司や先輩に日々サポートして頂き少しずつ
仕事にも慣れてきたところです。
入社一年目という事で皆様と近い立場から、社会人としてのアドバイスを二点程させて頂きます。
会社では職種に関わらず、報告・連絡・相談(ホウ・レン・ソウ)が重要となります。会社という組織の中で仕事している事を
認識し、何か起きたらまず上司や先輩に報告・連絡・相談をしなければなりません。その時に上司や先輩への情報伝達において、
お客様はどう考えているのか、自分はどう考えているのか、その根拠は何なのかを明確にする必要があります。物事を客観的に
捉え、正確且つ簡潔にまとめることを習慣付けておくと今後の社会人生活に役立つのではないかと思います。
また、学生時代も残りわずかの方もいらっしゃるかと思いますが、ぜひ「コミュニケーション能力」を伸ばして頂きたいと
思います。会社に入ると、今までの学生時代とは異なり、様々な年代の方がいらっしゃいます。初めは戸惑う事も多いことと
思いますが、仕事は自分一人で出来るものではなく、チームワークが大切です。普段から様々な方とコミュニケーションをとり、
信頼関係を築く事が大事だと思います。信頼関係を築く事で自然と仕事もスムーズに進みます。この一年でコミュニケーション
の大切さを実感しているからこそ、皆様にはコミュニケーション能力を是非伸ばして欲しいと思います。
最後に同窓会についてですが、入社し、様々な企業の方々とお会いする機会がありましたが、同じ業界には仙台電波高専の
先輩方も数多くいらっしゃいました。初対面であっても「仙台電波高専出身」というと、とても良くして頂き嬉しく思いました。
学生時代に接点等がなくても、仙台電波高専同窓会というものが私たち卒業生を繋げてくれている様に感じました。同窓会には
とても感謝しております。私はまだ同窓会の集まりには出席した事はありませんが、今後、機会があれば是非出席し、交流を
深めたいと思っております。
あとわずかで皆様も同窓会に仲間入りとなります。仙台電波高専同窓会で交流を深めていって下さい。とても勉強になるものと
思います。
短いですが、以上で私のお話を終わらせていただきます。
今後の皆様のご活躍を期待しております。
ご清聴頂きまして誠に有難うございました。